VOCALOIDの世界
VOCALOID.
ちょっと真剣に語ると,ヒトの口内構造の物理的模倣から始まった発音機構・音声合成の歴史やら,DTMとソーシャルネットワークが切り拓く新たな音楽の有り方やらで,ドン引きされること間違いなしなので語りません.
なので曲紹介でもします.
VOCALOIDファンが増えることを願って.
1.メルト
supercellによる初音ミク屈指のヒット曲.
有線でもたまに流れてたりします.
2.初音ミクの消失
cosMo@暴走Pの代表曲.
bpm240で流れる高速歌詞は最早速聴レベル.
3.SPiCa
最近のお気に入り.とくP作.
ベースが素敵.C-majorで落ち着く.
4.モノクロ∞ブルースカイ
のぼる↑の代表作.
だんだん明るく変化する曲調は,聞けば聞くほど味が出る.(スルメ曲)
5.初音ミクの激唱
cosMo@暴走Pの代表作その2.
テーマは最高速・最高圧縮の喜びの歌.
6.Escape
ジミーサムP作.SOMESATプロジェクトのPVにも起用された.
「宇宙」をストレートに押し出した,素敵な曲.
7.ハジメテノオト
malo作.VOCALOID初期の代表曲であり,初音ミクの代表曲でもある.
「言葉では伝えることはできないけど歌なら歌うことができる」というVOCALOIDの切なさを歌っているバラード曲である.
高専カンファレンス in 石川
昨日高専カンファレンスin石川で発表を行ってきました.
>高専カンファレンスとは?
高専カンファレンスは高専生とその卒業生によるプレゼン型技術勉強会です.IT、工業デザイン、経営、物理、化学など多様性に富む発表を通じて若い技術者の育成や交流を促進し、高専および科学技術分野の発展を目指します.(http://kosenconf.jp/ より)
会場は石川高専の視聴覚室.
久々に訪れた母校は,変わってるようで,懐かしの景色のままでした.
しかし学生は本当に変わったなぁと.
何が違うかというと,外の世界に対する意識のような,そんな感じのもの.
僕らの世代よりもソーシャルネットワーク技術が進歩していることもありますが,ローカルからグローバルへという意思が垣間見えました.
本当に素晴らしい限りで,羨ましくも思いました.
さて,僕は「バイオ高専」というタイトルで発表をしてきました.
割と一般向けな話に落とし込んだつもりです.ネタだらけですが.
まぁ内容は以下のustream録画やslideshareのスライドを見て見てください.
◆ustream録画:僕の発表は16:55ぐらいから
http://www.ustream.tv/recorded/8768536
◆slideshare
http://www.slideshare.net/tonets/biokosen2
まぁ見ての通り,僕自身も非常に楽しく発表させて頂けました.
ちなみに翌日の今日はkosenconfの方々と金沢観光してきました.
金沢城公園入ったの多分初めて!石川に20年住んでたのに・・・www
和菓子体験,兼六園,カラオケ,ココイチ・・・
とっても楽しい1日になりました.
このような素晴らしい会を開催して下さった実行委員の皆さんに,
発表者として,石川高専卒業生として,本当に感謝しています.
次は東京かな?またよろしくお願いします!
Carbuncle Generator
twitterの@_Carbuncleが可愛すぎて生きるのが辛いのでテキトウに書いてみた.
/* Carbuncle Generator */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <time.h>
int main(void)
{
int s=0, sb=0;
char str[4][4]={"ぐ", "っ", "!", "ー"};srand(time(NULL));
while(1){
if(s==0){
printf("%s", str[s]);
sb=0;
}else if(s==1){
if(sb==0){
printf("%s", str[s]);
sb=1;
}
if(rand()%10 == 0) break;
}else if(s==2){
if(sb!=2){
printf("%s", str[s]);
sb=2;
}
if(rand()%10 == 0) break;
}else if(s==3){
if(sb==0){
printf("%s", str[s]);
sb=3;
}
if(rand()%30 == 0) break;
}
s=rand()%4;
}
return 0;
}
学振申請書(DC1)提出したのでその話
こないだ某書類を提出したので,その内容とか思ったこととか,忘れないうちにメモがわりに書いておくことにする.
某書類=学振DC1申請書のこと.
我が国日本には日本学術振興会(学振)というものがあって,
そこがやってる研究者育成事業の一つに特別研究員制度というのがある.
一言でいうと,「優秀な学生に月20万あげるよ」っていう制度.
いくつか応募枠があるけど,現M2が関わるのはDC1っていう来年からDに行く人用の枠.
書くものは「これまでの研究内容」「(これからの)研究計画」「業績」「自己評価」の4項目.
まぁほぼ学部の研究内容とその発展のことを書いた.計算機でタンパク質の話やったよっていうのを詳しく.
ボスに言われたり,Webにあった注意事項とかを幾つか書いておく.
(1)わかりやすく書く
まぁ鉄板.とにかく分かりやすく書くこと.
審査員は数十人分もの申請書類を読むので,内容がすっと頭に入ってくると理解も違う.
自分の研究の良さを認めてもらうには,まず理解してもらわないと始まらない.
図も入れて,見た目だけでも良くする.審査員におっと思わせることが大事.
インパクトを持たせたいなら箇条書き.成果の羅列などは箇条書きに勝物はない.
(2)参考文献の引用を適度に入れる
申請書というのはある意味妄想の塊である.
その妄想が,もっと言えば申請者が「まとも」なのか「いっちゃってる」のかを見極めるのに,きちんと引用ができているかが問われる.
過去の仕事をちゃんと調べている奴なら,おかしなことは言ってないはず,というまぁ当たり前の話.
引用の際には,どこそこ大学の誰それって感じで書くと良い.
(3)テーマは重要そうなものを
専門外の審査委員でもテーマの重要性がすぐにわかるくらい重要なテーマを掲げられると良い.直接のつながりがなくても,将来的に実現するかもしれないって程度でも良いと思う.
自分の場合は創薬の話にからめた.不知の病を直す薬ができるようになるって書けばすごい研究みたいに見えてくるよねww(嘘は言っていない.遠い未来の話かもしれないがw)
(4)TeXで書こう
学振に限らず,多くの申請書類はテンプレがwordのファイルで提供されていることが多い.
自分も以前にリバネス研究費の申請書をwordで書いて提出した.
枠がどっか飛んだり,図がいつのまにか消えたり,スペースがいつのまにか酷いことになったり,挙句の果てには日本語が打てなくなったりと,いろいろありました…ホントに.(そして申請は落ちたので報われない…)
というわけでwordはストレスが溜まるのであまり触りたくない.
学振申請書類には「科研費LaTeX」というものがある.
pdfの枠に上から文字を重ねる方式で,テンプレ化されている.
論文と同じような感覚で書けるので非常におすすめ.
wordはもっと見た目に綺麗な書類を吐けるようにするべきだと思うが,その話はまたの機会に.
(5)業績ないけど…
業績には論文とか学会発表とかのことを書く.
自分は論文を1本も通してなかったので,学会発表の数で押し通した.
しかしまぁ全てが査読無しなので,どこまで評価されるのか…
一説によるとDC1(M2が申請する)は業績はあまり重視されないということなので,それを期待しているが...
高専の時の電気関係学会地方大会での発表賞まで書いておいた.カウントされたら嬉しい.
(6)自己評価
就活したことないので,えんとりーしーと(笑)の内容がどんなものか知らないがそれに近いらしい.
とにかく高専編入をアピールした.ていうか自分のアピールポイントってそこしかないし.
人よりも1年多く研究経験があるっていうのを押した.ついでに電子情報工学→情報工学→計算工学なのに生物やってるっていうのも押した.
いかに自分を超人に仕立て上げるかが勝負である.
ここの欄はいろんな人に添削してもらった.
おかげで結構な超人に仕上がったと思う.
とまぁこんな感じでした.
ていうかこんだけ偉そうなこと書いておいて,落ちたら本当に恥ずかしいのでこれくらいにしておく.
結果は11月頃(もっと遅くなる場合もある)に分かるらしいです.
2月1日という日
首都圏では2月1日から中学受験が始まります.
僕は朝7時から駅で受験生の応援をしてきました.
塾というのは本当に人の人生を預かる仕事ですね.
1日目の合否を受けて,塾にきたり電話くれたりする子供たちの顔や声を聞いてそう感じました.
ある女の子が電話をしてきました.
どうだった?と聞くと,とても嬉しそうに
「うかったよっ!」
と報告してくれました.
もうそのうれしそうな声を聞けただけで,今までの苦労の全てが報われる思いです.
またある男の子が電話をくれました.
「だめだったよ」
と.
その時我々に求められていることは何か.
受験はまだまだ続きます.
長い人は7日ぐらいまで続きます.
ただ慰めるだけでなく,極限まで不安要素を取り除いてあげること,
翌日の受験に対する思いを高めてやること,
駄目かもしれない・・・ではなく,次こそは,と奮い立たせること,
全てが要求されるこの仕事は本当に難しいと感じます.
今年も多くの6年生が中学受験に挑戦します.
うちの生徒も頑張っています.
しかし今日の結果は手放しで喜べるものではなかったことは事実です.
人の人生を預かる者としての在り方というものを考えさせられる1日でした.