とある助教の2023年の年収
1年ぶりになってしまったブログ記事です。
2023年12月の給与明細
一部解説(12月分に記載のないものもあります)
- 裁量労働制という制度なので、定時や残業という概念はありません。
- いわゆる旧年俸制(退職金を先に払ってる年俸制)です。
- 基本給が年に12回払われます。
- ボーナスという概念が月々支払われる業績給に吸収されています。業績給は均されて定額が年に12回支払われます。
- 業績給に退職金を含んでいます。(通常の課税対象です)(退職時にもらえる退職金は0です)
- 任期付の教員ですが任期付教員特別手当が出ません。
- 子どもを2人扶養しているので扶養手当を頂いています。
- 都市手当というものが存在します。(基本給+大学院調整額+高校教員調整額+管理職手当+扶養手当)×18.8%で計算されます。
- 競争的研究資金からPI人件費を100万円出していますが、業績付加給付金という形で98万円支給されています。
- 東工大教育賞という賞をもらったときの副賞として報奨金を10万円もらえました。(もちろん課税対象です)
- いわゆる住宅ローン控除をほぼフルで活用しています。
- 一般生命保険料控除だけやってます。(iDeCoやってません)
前年度比で+16万円ですが、報奨金を引いたら賞味+6万円でした。
(とある助教の年収の記事は、今回で一旦終了としたいと思います。)
2024.1.1追記
2024年1月1日付で、東京工業大学 情報理工学院 助教から准教授に昇任しました。テニュアトラックの審査をクリアした形です。任期が無くなること以外には全く何も変わりませんが、引き続き皆様よろしくお願い致します。
— Ohue M/大上雅史 (@tonets) 2023年12月31日