2月1日という日

首都圏では2月1日から中学受験が始まります.

僕は朝7時から駅で受験生の応援をしてきました.



塾というのは本当に人の人生を預かる仕事ですね.
1日目の合否を受けて,塾にきたり電話くれたりする子供たちの顔や声を聞いてそう感じました.


ある女の子が電話をしてきました.
どうだった?と聞くと,とても嬉しそうに
 「うかったよっ!」
と報告してくれました.

もうそのうれしそうな声を聞けただけで,今までの苦労の全てが報われる思いです.


またある男の子が電話をくれました.
 「だめだったよ」
と.
その時我々に求められていることは何か.
受験はまだまだ続きます.
長い人は7日ぐらいまで続きます.
ただ慰めるだけでなく,極限まで不安要素を取り除いてあげること,
翌日の受験に対する思いを高めてやること,
駄目かもしれない・・・ではなく,次こそは,と奮い立たせること,
全てが要求されるこの仕事は本当に難しいと感じます.



今年も多くの6年生が中学受験に挑戦します.
うちの生徒も頑張っています.

しかし今日の結果は手放しで喜べるものではなかったことは事実です.


人の人生を預かる者としての在り方というものを考えさせられる1日でした.